マネックス証券でdカードでの積立開始
マネックス証券でのクレジットカード積立は従来マネックスカードのみが対象でしたが、2024年7月5日よりNTTドコモが展開するdカードでの積立が可能になっています。
マネックス証券がNTTの傘下に入って半年が過ぎ、いよいよ本格的に連携が始まりました。
今後も、秋ごろにdポイントでの投資信託の購入、dポイントでの投信保有ポイントの付与が実施され、冬にはdアカウントでのログインや口座開設が可能になる予定です。
dカードによる積立の際のポイントの付与は、現在のマネックスカードでの積立と同様です。
毎月10万円の積立で付与されるのは730ポイントとなります。
dカードGOLDでNISA口座で積立した場合は10万円の積立で1,100ポイントの付与です。
これは他社と比べてもなかなか良い付与率です。
さらに当面はキャンペーンで最大5%まで付与率が上がります。
ドコモの資金力を使ったなかなかのキャンペーンです。
今後はdポイント経済圏に移行か
現在のマネックスカードは、SBI新生銀行系のアプラスが発行したカードです。
マネックス証券と当時の新生銀行の提携によって生まれました。
その後、新生銀行はSBIグループになったため、マネックス証券がこのカードを広く展開していく理由がなくなっています。
NTTドコモの傘下に入った以上、dアカウント・dポイントを展開していくのは当然であり、今後はマネックス証券のログインアカウントとdアカウントの共通化やマネックスポイントとdポイントの共通化が進んでいくと予想されます。
さらには現在のマネックスカードの廃止やマネックスポイントの廃止まで将来はあり得るでしょう。
すでにdポイント経済圏にいる人は、早めに移行して良いと思います。
それでは、私のように現在dアカウントがない人はどうそればよいのか。
慌てる必要はないですが、いずれは移行する時が来ることは承知しておいたほうが良いでしょう。
それはいつになるのか。
おそらくNTTドコモが銀行を取り込んだときです。
現在のdポイントの弱点は銀行がグループ内に存在しないことです。
近い将来、新設ないしは買収によってドコモ銀行が誕生するはずです。
その時、マネックス証券もドコモ証券に社名変更することになるのではないでしょうか。
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