SBI新生コネクトとSBIハイブリッド預金の併用
2023年4月から始まったSBI新生コネクト、申込むだけでSBI新生銀行のステージが最上級のダイヤモンドになるという制度ですが、使い勝手が良いとは言えません。


SBI証券との連携にしても、SBIハイブリッド預金のほうが優れています。
SBI新生コネクトのメリットだけを享受して、これまで通りSBIハイブリッド預金を使いたい人は私を含め多いはずです。
この2つは併用できるのか。
併用できないという意見と併用できるという意見、両方見受けられます。
また、一旦申込できたのに、その後取り消されたというコメントも頂きました。
こんにちは。ハイブリッド休止させたのでコネクト申し込み出来ました。
ところがハイブリッドを戻したら証券会社からその後連絡があり、併用は出来ないのでコネクトは取り消します。と。
操作上は出来たのですが、チェックされて取り消された、と言う感じです。
私の場合、2023年6月時点では併用できています。
正確に言えば、併用しているが、併用して利用はしていないということになります。
コネクトは申し込んだだけで利用していません。
ハイブリッドの方のみを普段は利用しています。
SBI証券についても、残高はありますが売買は行っていません。
この状況で4月にハイブリッドを休止の上コネクトに申し込み、その後直ちにハイブリットを再設定しました。
SBI新生銀行、SBI証券、住信SBIネット銀行、どこからも取消等の連絡は来ていません。
各社の見解
3社の公式な見解を調べてみます。
SBI証券
注意事項として、『SBI新生コネクトとSBIハイブリッド預金の併用はできかねます。』と書いてあります。
この表示が私が併用の手続きを取った時点からあったかどうかの記憶がはっきりしないのですが、少なくとも現時点では併用できないというのが見解でしょう。
ただ、気になるのが、『併用できかねます』という表現です。
『併用できかねます』≒『併用できません』ですが、『併用できかねます』からは、システム的にはできてしまうけど、使ってもらっては困るというというニュアンスを感じてしまいます。
SBI新生銀行
併用できないと書いてあります。
ただし、ハイブリッドを休止して申し込みをする必要がある旨を説明していますが、その後ハイブリッドを復活させることの可否は説明されていません。
住信SBIネット銀行
数カ所にコネクトに切り替えた後で再度ハイブリッドに申し込みができる旨の表示があります。
というか、ぜひ再度申し込みをしてくださいと言わんばかりです。
で、結局併用はできるのか?
併用して利用した場合、問題が起きることは明白です。
SBI証券で投資信託の積立を申し込んでいる場合、その代金をハイブリッド預金から落とすのか、新生コネクトで新生銀行の普通預金から落とすのか、システム的に問題が発生しそうです。
SBI証券としては併用して使ってもらっては困るでしょう。
ただ、私のように現時点で併用できてしまっている人がいることも事実です。
おそらくですが、SBI新生コネクトの実施に当たり、3社で十分なすり合わせができていなかったのではないでしょうか。
協議がまとまり次第、併用はできないという結論になると思います。
その場合、私にはどんな連絡が来るのか。
放置しても私にデメリットはないので、もうしばらく様子を見ます。
コメント