宮城県の最低賃金が1,038円に
宮城県の最低賃金が現行の973円から65円引き上げられて1,038円になる見込みです。
適用は10月4日になります。

宮城県もようやく時給1,000円の時代に突入です。
このままのペースで1,500円まで毎年上がるのは確実でしょう。
しかし、東京都は1,226円になる見込みです。
この188円の格差を説明する理論が私には理解できません。

最低賃金を巡る議論
本来賃金は労使の需求で決まるべきものであり、国が介入するのは間違っていると私は考えています。
しかし、現実には給与は上がっていきません。
その点から最低の賃金水準を国が設定するのはやむを得ないでしょう。
実力以上に最低賃金を上げると、失業率が上昇しむしろ雇用に悪影響が及ぶという主張があります。
失敗の例として、韓国が最低賃金を上げすぎたため失業が増加し経済が混乱したというものがあります。
確かに最低賃金を上げると一時的に失業率が上昇することはあると思います。
しかし、一度上がった賃金は下がりません。
失業率が上昇しても賃金水準を底上げしたほうが絶対に社会に有益です。
安い賃金しか払えない企業が淘汰されるだけです。
事実、韓国はその後労働生産性で日本を上回りましたし、経済が破綻したという話も聞きません。
そもそも日本は失業を怖がりすぎています。
人手不足と言いながら賃金が上がらないほうがよほど異常です。
安い賃金では働かない、失業状態のほうがマシという風に意識を変えたほうが良いです。
雇用を守る=低生産性の企業を守るとはならないはずです。
そもそも最低賃金1,000円では月に200時間働いても200,000円の収入にしかなりません。
とりあえずさっさと1,500円まで上げて、そこから考えたほうが良いと思います。
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