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個人向け国債10年変動の金利が0.11%に、魅力度は増したのか?

長期金利が上昇

2月に入り、アメリカの金利上昇に引きずられる形でじわじわとと長期金利が上昇しています。
新発10年債利回りは一時0.2%に達しました。
日銀は昨年3月の金融政策決定会合で、より効果的で持続的な金融緩和を行うため、長期金利の変動幅をゼロ%を中心にプラスマイナス0.25%程度に明確化しましたが、その水準に近づいています。

長期金利✕0.66%で決定する個人向け国債10年変動の金利も2月募集分は0.11%と0.1%を超えてきました。

私はこの金利水準は十分魅力的なレベルになっていると思います。
少なくとも近所の銀行で定期預金にするよりはマシなはずです。

個人向け国債10年変動とは

個人向け国債のメリット・デメリットは色々と語られているので置いておくとして、最大の特徴は個人しか買えないという点だと思います。
法人格を有していないくとも、マンションの管理組合なども買えません。

なぜか。
もし法人も買えるようにすれば法人がバンバン買ってしまうからです。
個人向け国債変動10年は金融商品としての完成度がほぼ完璧な商品です。
最大の弱点は販売する金融機関の手数料が少ない点。
これをお勧めする金融のプロは信用して良いと思います。

個人向け国債の今後

アメリカが2022年3月以降金利上昇局面に入ることは既定路線であり、それに伴って日本の金利にも上昇圧力がかかることが想定されます。
日銀が長期金利の上昇をどこまで容認するかは不明ですが、個人向け国債の金利も少しづつ上がっていくのではないでしょうか。

金利上昇局面ではまさに変動であることのメリットが享受できるはずで、元本保証商品の中では一番最初に検討すべき商品になっていくでしょう。

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