スポンサーリンク

親として子供に教えておくべきこと(2) 〜労働法の知識

二人の子供は社会人になったので、子育ては終了です。
子育て中に、これだけはしかっりと教えておかなければならないと感じたことがいくつかありました。

労働法の知識

子供たちは大学を卒業すれば働くことになります。
学生から労働者という立場になります。
また、学生時代でもアルバイトをすれば労働者として働くことになります。
(もちろん中にはいきなり経営者として労働者を使う立場になる人もいるでしょうが)

労働者として働くということは、労働契約に基づき使用者側に時間と労力を売り渡すことです。
やりがいがとか、自己実現がとかはその次です。
本来は使用者側と労働者側は対等であるべきですが、なかなかそうなっていません。
そこで労働者側を守るために各種の労働法があるわけです。

長時間労働、サービス残業、過労死

長く続く不況のせいなのか、就職活動で会社に振り回されたためか、なにかと周りにとにかく正社員になれと言われたためか、今どきの若い人たちからは会社側に遠慮した言動を聞くことが多いです。
長時間労働、サービス残業、過労死など、そんなことで子供を壊されたらたまりません。
たとえ過保護と言われようと、社会人になったら親は関わるなと言われようとも、子供のことは守る覚悟でここまで来ました。

そのために子供たちには、しっかりと自分を守るための知識を身につけてもらいたいと思いました。
もちろん、子供たちも学校で最低限の労働法の知識を学んでいるはずなのですが、その使い方を知らないことが多いです。
いざという時にどうやって自分の身を護るのか、これについてはしっかりと教えたつもりです。

労働法の本質は

労働法については、たった一つの基本を教えました。
実は、これは私が考えたことではなく、私が社会人になった時に会社の研修で教えられたことです。
これを新入社員研修で教えた当時の会社も結構すごいですが。

会社で働いていて、ちょっとでもおかしいと感じることは、間違いなく労働基準法違反です。
そう承知いていて間違いない。

訴え出るかどうかは各自が判断して良い。

これをそのまま子供たちに教えました。
今のところ二人とも文句を言いながら笑って働いています。

コメント