子供の大学受験、父親が積極的に関与するべき理由

今どきの大学受験

受験シーズンです。
受験生を抱えているおうちは大変だと思います。
ただでさえインフルエンザなど体調管理に気をつけているところなのに、コロナウイルスの流行まで始まってしまいましたから。

親の世代の大学受験

私自身はいわゆる共通一次世代ですが、どこを受験するかは自分で決めて親には全く相談しませんでした。
さすがに試験前には報告したと思いますが、文系なのか理系なのかも親は知らなかったと思います。

子供の世代の大学受験

子どもたちに受験時、基本的には自分たちのことなので自分で決めれば良いと思って、当初一切干渉しなかったのですが、逆に子どもたちから大学受験に関して相談されました。
仕方なく大学受験事情を調べたのですが、複雑でわかりにくくなっており、子供だけで判断できない状況が見えてきました。

特に父親が積極的に関与したほうがいい場面が多く見られたので記録に残しておきます。

理由1 〜学費の高騰

大学の授業料が格安だった時代はありません。
いつの時代も、親はそれなりに苦労をして子供を大学に進学させたはずです。

それにしてもデフレ下においても学費は高騰を続けていますし、反対に親の所得は伸びていません。
相対的に学費の負担は親の世代よりも遥かに重くなっています。

特に学費は入学後4年間続くものです。
収入が今後4年間どのように推移するのかは、働いている父親自身が一番見通せるはずです。
賞与の見込み、役職定年等に伴う収入減など、右肩上がりにならない予想もあるはずです。

そのあたりの見通しをきっちり子供に話しておいたほうが良いと思います。
子供は家の経済事情については何も承知していないものです。

理由2 〜学部の細分化

最近の大学はとにかく学部数が多いです。
国立はともかく、私立大学の学部の多さには驚かされます。
例として、法政大学を取り上げます。(上の娘が受験しました)

  • 法学部
  • 文学部
  • 経営学部
  • 国際文化学部
  • 人間環境学部
  • キャリアデザイン学部
  • デザイン工学部
  • グローバル教養学部
  • 経済学部
  • 社会学部
  • 現代福祉学部
  • スポーツ健康学部
  • 情報科学部
  • 理工学部
  • 生命科学部

文学部、法学部あたりはともかく、どの学部でどんな勉強ができるのか、すぐにわかるでしょうか。
反対に、なにか興味のある分野があったとして、それがどの学部で学べるのか、学部名を見ただけでわかるでしょうか。
しかも、私立大学の多くは受験の時点で学科まで決定する必要があります。

紙やWeb上の大学案内を調べる必要があるのですが、それは大変な作業ですし、高校生ぐらいだとなかなか情報をうまく引き出せないようです。
調べるのが大変で肝心の勉強時間が確保できないことにもなりかねません。

父親が仕事で培った分析力で調べてあげたほうが早く、正確に興味ある学部学科にたどり着けることができそうです。

理由3 〜入試制度が複雑化している

志望する大学・学部が決まったとして、入試の制度がまた複雑化しています。
仮に法政大学の文学部を受験するとして、

  • センター試験利用入試B方式
  • センター試験利用入試C方式
  • T日程入試
  • A方式入試
  • 英語外部試験利用入試

と実に多くの試験があります。
それぞれに、願書締切日、試験日、合格発表日、入学手続き締切日が設定されていますが、高校生にはその日程の持つ意味が理解できないようです。

無駄に入学金を払うことなく滑り止めの大学を確保していくのにはどう受験していけばよいのかなど、父親が必死で考えてようやく解が見つかるほど大変な作業です。

まとめ

最近の大学受験は一家総出で挑まなければならないほど複雑怪奇になっています。
父親と母親がお互い得意の分野で関与したほうが良い結果が生まれそうな気がします。
当初、私も子どもたちに嫌がられるかと思ったのですが、意外にも頼りにされて驚きました。

 

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