Dprime終了
三菱UFJ信託銀行が提供している情報銀行サービス「Dprime」が、2024年5月20日でサービスを終了することが発表されました。
サービス提供の開始が2021年7月なので、4年持たずに終了です。
Dprimeは、
年齢や職業、居住地、年収など個人のデータを「情報銀行(Dprime)」に預け、企業から個別に「オファー」が届くという仕組み。ユーザーが自分の個人情報をDprimeに登録しておくと、興味分野に沿ったクーポンやイベント参加などの特典(ギフト)を取得できる。アプリのアンケートへの回答を通じ、企業・団体等の社会課題解決に向けた商品・取組を応援できるサービスとして展開してきた。
というサービスです。
要するに個人情報をお金に変えるサービスです。
三菱UFJ信託銀行という安心のブランドで情報管理に関する不安をなくして個人情報を集め、これを必要とする企業に販売するという取り組みだったのですが、残念ながらうまく行かなかったようです。
実は私はこのサービスの最初期からのユーザーです。
なぜかというと、銀行の人に頼まれたからです。
初期の段階では三菱グループ全体で結構力を入れてユーザーの獲得を行っていたように思います。
そのためか情報提供の見返りに貰えるギフトも大盤振る舞いで、タリーズのチケット、ハーゲンダッツのアイス、地ビールの試飲など、山のように用意されていました。
もらえる特典がDprimeポイントというポイント制に変わったあたりから雲行きが怪しくなって、参加する企業も減っていたように思います。
単純なポイント制になってユーザーは増えたのかもしれませんが、ユーザーの属性が情報を購入したい企業のニーズと合わなくなってきたのでしょう。
最近はオファーの提示もめっきり少なくなっていたので、いよいよ終了かなと思っていたので驚きはありません。
終了までのスケジュール
すでに新規の会員登録は停止済みで、2月いっぱいでポイントの獲得も終了です。
所有するポイントは5月20日までに交換する必要があります。
私も4000ポイントほどあるようなので、Amazonのギフトに交換しようと思います。
さらに1ポイントでも保有している人が無駄にならないように、追加ポイントの付与も実施されます。
大企業はサービスを終了させるのも大変ですね。
サービス終了後は
5月21日以降はアプリへのログインはできなくなり、預けた個人情報はDprime側で責任を持って削除するとしています。
さすがに天下の三菱ですから、ここから個人情報が漏れることはないと信じます。
今までありがとうございました。
その後
3月5日に110ポイントが付与されました。
ポイントはgiftee boxのポイントに交換可能で、その後好きな商品に交換することができます。
私は使い勝手の良い、Amazonギフトカードにしました。
これで終了となりますが、アプリ自体の削除はサービスが完全に終了する5月以降にしようと思います。
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