日経225オプション取引
趣味で始めた日経225オプション取引。
先日あやうく大損を喰らうところでした。
建てたポジションは日経225ミニオプション、11月1週限の49,500円プットの売り1枚です。(売りをしない決まりだったはずですが)
つまり11月7日のSQ値が49,500円を下回らなければ、6,000円ほどが手に入るというものです。
10月、市場は高市早苗トレードで大きく上昇し、10月31日の日経平均は52,000円を超えたところで終了しました。
3連休明けの11月4日は大きく下げましたが、終値は51,497円です。
明けて11月5日、日経平均は取引開始同時にズルズルと下げ、あっという間に5万円を割り込みました。
一番下げたところで49,073円、その後は少し戻して終値は50,212円となりました。
私は仕事中だったので、板に張り付いていたわけではありませんが、日経平均の下げには気がついていました。
リアルタイムで板を見ていたら頭がおかしくなっていたと思います。
一番下げていた時点で損は20万円を超えていたでしょう。
追証発生
終値では少し戻したものの、あっけなく追証が発生しました。

私が帰宅して状況を知った頃にはだいぶ市場は落ち着いており、これ以上の大幅な下落はない感じになっていました。
追証の額も3万円強であり、さっと資金を移動して事なきを得ました。
最終的にこのポジションは権利消滅で無事に6,000円強をゲットしています。
証拠金取引は追証が払えなくて破綻する
日経先物や日経225オプションなどの証拠金取引において破綻するのは、実損が出てというより追証が払えずに強制決済されてのことだということを実感しました。
市場が大きく動いた場合、証券会社は必要証拠金を計算する掛け目を勝手に変えてきたりします。
このために追証が払えずに建て玉が強制的に決済され、さらにそれが市場を動かしてしまうことにつながります。
今回はなかなか良い勉強になりました。
オプション取引は老後の頭の体操には向いていると思います。
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