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2023年3月に始まったJR東日本のTRAIN DESKは空いていて快適だった

2023年3月、東北新幹線でTRAIN DESKを利用

3月末に東京から仙台の間で東北新幹線を利用した際、3月20日に始まったばかりの『TRAIN DESK』を利用してみました。
平日午後のはやぶさで、普通車はそこそこ混んでいたものの、TRAIN DESKとして設定された7号車はガラガラ、全部で10人ほどしか乗っていませんでした。

乗っていたのはいかにも鉄道に詳しそうな人ばかり、ビジネスマン風の人も殆どおらず、車内はとても静かで1時間半快適に過ごせました。
一般に知られるまでは他の車輌に比べ予約が埋まりづらいと思われ、狙い目の車両になりそうです。
ただし、周知されるようになれば、子供がいなくて静かなので人気の車両になるかもしれません。

TRAIN DESKとは

『TRAIN DESK』とはJR東日本がそれまで行っていた『新幹線オフィス車両』をリニューアルして開始したサービスです。
最大の特徴はそれまで自由席で行っていたサービスを指定席でのサービスに変更した点です。
自由席でのサービスの時代は空いていたら移動して利用するというイメージだったのですが、指定席になったことで事前に準備して行けることになります。

TRAIN DESKは新幹線の車内で仕事・勉強する乗客のための車両です。
東北新幹線の場合、「こまち」「つばさ」以外の指定席設定のある全列車の7号車に設定されています。
設定は繁忙期以外の平日で、土日の設定はありません。

座席ではパソコン作業・勉強・読書・WEB会議(イヤホン着用)・通話など可能です。
飲食については可能としています。
最大の特徴は座席での通話を認めている点です。
また、明記されていないものの、子連れでの利用は想定されていないし、現実的でないでしょう。

実際に利用してみて、座席での通話がひっきりなしに行われるというのはほぼないと思われます。
静かな環境でパソコン作業を行うというのが利用のされ方になるでしょう。
万が一、電話が掛かってきても周りに気を使わなくても良いのはメリットで、ビジネスマンには利用価値がありそうです。

TRAIN DESKの予約方法

TRAIN DESKは通常の普通車なので特別な利用料金はかかりません。
予約についてはTRAIN DESKを指定して購入します。
えきねっと・指定席券売機・みどりの窓口にて購入できますが、えきねっとの場合、座席の選択ページで「指定席」ではなく、「指定席  TRAIN DESK」を選ぶ必要があります。

ここが現時点で空いている理由だと思います。
知られていけば、むしろTRAIN DESKから先に席が埋まることになりそうです。
子供が近くに座ることを嫌がる人は多いですから。

TRAIN DESKの今後は

コロナ禍が落ち着いてきてもJR東日本は新幹線の本数をもとに戻していません。
繁忙期でも臨時列車をそれほど増やしていません。
乗客が以前のレベルには戻っていないためと思われます。

少しでも乗客を増やすため、今後も新しいサービスを始めることになりそうです。
TRAIN DESKのサービスも当分は続きそうですが、東海道新幹線などにも波及するかは今後の利用客の動向次第になりそうです。

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