現金は必要だったのか
今回のブダペストとウィーンの旅行に際し、現金は手元にあった40ユーロほどだけを持っていきました。
ちなみに通貨は、ブダペストのあるハンガリーがフォリントという独自通貨、ウィーンのあるオーストリアがユーロを採用しています。
で、現金が必要な場面があったのかというと、ほとんどありませんでした。
交通機関も食事も買い物もクレジットカードが使えないところは皆無。
食事の際のチップも、今どきはチップ込みでカード決済できるのでまったく問題はありません。
唯一使えなかったのが、ブダペストの聖イシュトバーン大聖堂でした。
ネットでの事前購入であればカード決済できるようですが、チケット窓口ので購入ではキャッシュオンリーでした。
私を含め観光客はみんな大慌て。
近くのATMで現金を引き出していました。
結局この時キャッシングした現金を使い切ることができず、ハンガリー出国時点で数百フォリント分のコインが残ってしまいました。
しかたないのでこの現金はウィーンの教会でコンサートを聴いた際に寄付させてもらいました。
現金が必要になる場面
現金は全く必要がないのかというと、一箇所だけ必要な場面がありました。
ブダペストもウィーンも美術館や博物館が見どころですが、これらの多くはコートやバックパックのような一定の大きさ以上の荷物は持ち込みできません。
このためクロークが用意されていますが、有人の場合とコインロッカー方式のところがあります。
コインロッカー方式でコインを入れて施錠し、返却するとコインが戻るというロッカーが採用されている場合があります。
ウィーンの美術史美術館がそうでした。
2ユーロコインが必要になります。
私はたまたま持っていました。
チケット売場で両替は可能だと思いますが、いずれにせよ現金が必要です。
現時点は少額の現金は必要かも
ほぼ現金を必要とする場面はないとはいえ、完全に現金なしで旅行するのはさすがに怖いです。
2023年の時点では、少額の現金は持っておくというのが正解だったと思います。
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