ワルシャワ、ブダペスト、ウィーンの空港
今回の旅行では3つの空港を利用しました。
行きと帰りの乗り継ぎでワルシャワ空港、到着空港としてブダペスト空港、出発空港としてウィーン空港です。
それぞれ空港の機能の一部しか使っていないことになるので、全体像は分からないのですが、感じたことをメモしておきます。
空港の大きさとしては、ウィーン空港>ワルシャワ空港>ブダペスト空港のようですし、新しさもその順番だと思います。
もっとも3つとも今どきの空港としての設備は十分備わっていて、ボーディングブリッジのある空港ビルです。(行きのワルシャワー空港ではバス搭乗となりましたが)
ワルシャワ空港
行きと帰り、乗り継ぎに利用しました。
シェンゲン協定により、入国検査・出国検査もこの空港で行いました。
乗り継ぎ時間は往復とも2時間ほどでしたが、結果としてこの空港が一番滞在時間が長かったことになります。
乗り継ぎ利用だったので、空港内部でしか移動してません。
印象は、非常に良いです。
早朝、深夜の利用でしたが、売店やレストランもすべて営業していました。
さすがに深夜時間帯になった帰りの利用の際は、売店は閉店の準備を始めていましたが、買い物をする意思を見せるときちんと対応してくれました。
売店の商品も意外に充実していて、娘が言うには特にぬいぐるみの質が高いということでした。
彼女は行きと帰りそれぞれ1体ずつ購入していました。
ポーランドはヨーロッパ最大のコウノトリの繁殖地らしく、コウノトリのぬいぐるみが目立ちました。
入出国の検査も特に問題なしです。
若い検査官で、一見厳しそうですが、意外にも日本語で「よい旅行を」と言ってくれました。
妻はどの検査官もカッコ良いので、ぜひ今度ポーランドも行きたいと言っていました。
唯一気になったのはトイレです。
早朝深夜だったのでしょうがない点もあると思いますが、ちょと清掃が行き届いていない感じでした。
しかも、たどり着くまでドアが2か所ほどあって、治安の面でも気になりました。
トータルで考えて、乗り継ぎ利用する空港としてはなかなか良いのではと思います。
特に早朝深夜でも売店やレストランがしっかり営業している点は評価が高いです。
また、入出国の混雑が少ないことやロストバゲージの危険が少ないこともメリットです。
ブダペスト空港
降りただけの利用なので、売店等の状況は分かりません。
小さい空港ですし結構古いですが、その分荷物が出てくるのは早かったです。(飛行機が小さかったこともありますが)
到着ロビーは活気がありました。
空港から市内まではバス移動ですが、切符売り場の担当者やバス乗り場の案内もキビキビしていて気持ちが良かったです。
ウィーン空港
いかにもヨーロッパらしい近代的で合理的なつくりの空港です。
チェックインや荷物の預けはほとんど自動機で行うようになっており、混雑はありません。
サクサク進んで売店でしっかり買い物をしてくれという意図がはっきりしています。
ただ、セキュリティは非常に厳しかったです。
ちょうどパレスチナ情勢が厳しい状況だったこともあるでしょうが、手荷物の検査は非常に厳しく行われていました。
妻の手荷物もアラームが出て徹底的に調べられました。
爆発物等だけでなく薬物に関してもかなり厳しく検査していたようです。
検査場を抜けるのに20分ほどかかったと思います。
セキュリティを抜ければ充実した売店があります。
ただし、ゲートの先のほうには売店もレストランもあまりないので、買い物は手前のショップエリアで済ませたほうが良いと思います。
一方、成田空港は
しばらくぶりに成田空港の第一ターミナルを利用しましたが、古さを感じざるを得なかったです。
建物が古いというよりは、設計思想が古いです。
チェックインエリアだけがやけに広く、ターミナル内もやたら歩かされます。
コロナの影響もあるのでしょうが、夜の8時の段階で多くの店がすでに営業終了となっていました。
特にこの時間でレストランが閉まってしまうのはちょっと困ります。
成田空港も新ターミナルの建設の構想があるようですが、実現はおそらくだいぶ先になるでしょう。
自動チェックイン、自動荷物預け機が標準になっていますから、チェックインエリアを狭めて、移動する距離を少なくしたほうが良いと思います。
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