2023年分の確定申告を提出
雪が降るひどい天気の中、2023年分の確定申告の提出に税務署まで行ってきました。
私は確定申告は紙で提出して、控えに印をもらってくる主義です。
来年からはできないようですが。
ひどい天気なのでガラガラかと思いましたが、そんなことはなく大混雑。
税務署内いっぱいに年寄りが溢れていました。
自分がその立場に近づいて初めてわかりましたが、年末調整のある会社員という立場を失うと、源泉徴収された税金を取り戻すには確定申告するしかなくなるわけです。
提出専用の窓口でしつこく食い下がっているおじいさんがいましたが、税務署も大変そうです。
確定申告で取り戻す税金
2023年の確定申告で取り戻す税金は以下の3つです。
ふるさと納税分の寄付金控除
2023年に行ったふるさと納税分の合計額は68,000円。
ここから2,000円を除いた66,000円が寄付金控除されます。
もうちょっと寄付しても大丈夫と思っていましたが、医療費がだいぶかかったこともあり、再計算したらギリギリでした。
もう少しで只の寄付になるところでした。
つくづくふるさと納税というのは、高所得者により大きなメリットのあるひどい制度だと思います。
医療費控除
我が家は医療費が多く掛かっているので、こちらもしっかりと申請します。
ちなみに「医療費のお知らせ」が医療費控除の申請に使えるとか、マイナポータルで医療費の情報が入手できると言われますが、領収書を元に申告書を作成するのが一番だと思っています。
「医療費のお知らせ」とかマイナポータルで入手できるのは、あくまで健康保険の情報のみだからです。
自費診療の分の情報は取れないし、漏れがあっても確認できないので。
公的年金等控除
4月に確定拠出年金の年金受け取り分を受領しましたが、この際7.5%分源泉徴収されています。
もらった金額は年金控除額の枠内なので、源泉徴収された分は確定申告すれば全額戻ってきます。
はじめから取らなければ良いのにと思いますが、確定申告しなければ取られ損です。
所得税の還付額は
計算の結果、所得税の還付額は、50,449円となりました。
各種の控除は今年度の住民税にも効いてきます。
住民税はだいぶ減る見通しです。
母の確定申告書も提出
母の分の確定申告書も提出しました。
ちなみに申告書の提出は代理人でも可能ですが、申告書の作成は本人か税理士でないとできなのでご注意を。
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