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年金受取の確定拠出年金、手取りが少ないのは7.5%の源泉徴収のため

企業型確定拠出年金、年金受取相当額を受領

4月17日に企業型確定拠出年金(DC)の内、年金受取の分を一括受取しました。
ちなみに年金受取の場合、受取回数は1回、2回、3回、4回から選択できるのですが、私は年1回にしています。
理由は受取の度に440円の振込手数料が差引かれるのを節約するためです。

受け取った金額を見て少し疑問が。
計算していた金額より少ないのです。

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年金からの源泉徴収

後日、年金支払の明細書が郵送されてきて源泉徴収されていることがわかりました。

年金受取にした確定拠出年金は、所得税法上「公的年金等」として雑所得に該当しますが、「公的年金等の受給者の扶養親族等申告書」を提出できない年金とされています。(所法203の3七)
この場合、給付の都度、一律に給付額の7.5%(2037年までは復興特別所得税が加算されるため、7.6575%)が源泉徴収されます。

源泉徴収された所得税は年末調整では処理されないので、取り戻すためには確定申告が必須となります。
知らないで取られっぱなしになっている例もあるのではないでしょうか。
まったく国のやることは抜かりがありません。

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