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マネックス証券がクレカ積立の10万円への増額対応を正式発表

マネックス証券、クレカ積立増額対応を発表

2023年12月15日、マネックス証券がマネックスカードでの投信積立上限額を内閣府令が改正され次第速やかに月5万円から月10万円に変更できるよう対応することを正式に発表しました。

「マネックスカード」での投信積立上限額についてのお知らせ
現在、つみたてNISAでクレジットカードつみたてをお申込みいただいているお客様へ2023年12月分の買付に関するご留意事項と2024年からの新NISAでのお申込みについてご案内いたします。

何事においても対応が遅いマネックス証券にしては珍しく早い正式発表に思われます。
もちろん、今後主だった証券会社はすべてこれに対応してくると思われます。

クレカ積立増額の背景

2023年11月6日(月)開催の金融審議会「資産運用に関するタスクフォース」において、「投資家保護に留意しつつ、投資家の資産形成を促進するための利便性を高める観点から、累積投資契約によるクレジットカード決済上限額について、つみたて投資枠をカバーできるよう規定を見直すことが適当である。」とする事務局説明資料が開示されております。

そもそもクレジットカードによる投資信託等の購入は、過当取引による投資家保護上の問題が生じるおそれがあるとしながら、支払いの選択肢を増やすことにより投資家の利便性向上に資する面を強調して月5万円の範囲で認められています。

新NISAにおいて、積立投資枠が年間120万円に設定されたことからクレジットカードの決済額の上限を引き上げる議論がなされたようです。

新NISAでの対応をどうするか

内閣府令の改正はおそらく2024年の4月になるので、新NISAが始まる1月には間に合いません。
そもそもクレカ積立を新NISAの積立枠で設定するのか、成長投資枠で設定するのか、マネックス証券自体の新NISAの設定がまだできない状況なのでこれから考える必要があります。

成長枠でクレカ積立が可能ならば、臨機応変に対応できるようにそちらで設定するのもありかなと思います。

いずれにせよ、クレカ積立の上限が10万円に増額されて、もらえるポイントは年間6,000円分増える程度です。
焦る必要はないと思います。

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