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ヨーロッパのインフレと円安に出発前から震えている

インフレと円安

出発が近づいてきたので、観光して回る所や食事の下調べをしています。
実感するのがインフレと円安です。
数年前のガイドブックと比べると、博物館や美術館の入場料が軒並み大きく値上げされています。
更に輪をかけてこのところの円安です。

ウィーンの場合

ウィーンは元々物価の高い街と言われています。
ホテルも高いですし、見どころも多いだけに出費がかさみます。

例えば、絶対に行くであろう王宮とシェーンブルン宮殿の両方に入場できるシシィ・チケット、手元のちょっと古いガイドブックでは34ユーロとなっています。
実際の今の値段は44ユーロです。
44ユーロというと、5,000円強かなと思うのですが、今のレートだと7,000円弱になります。

カフェでケーキでも食べたいところですが、7ユーロくらいします。
日本円だと1,000円を超えますが、この値段で現地の人は実際に買っているのでしょうか。

ブダペストの場合

もっと値上がりがひどいのがブダペストです。
ハンガリーはユーロを採用しておらず、フォリントという通貨が使われています。
このフォリント、対円ではそこまで円安になっていません。
その代わり現地の物価はかなり上がっているようです。
ハンガリーは物価が安いというイメージなのですが、だいぶ様子が違います。

空港から市内までのバス運賃、ガイドブックでは900フォリントですが、実際は2,200フォリントに値上げされています。
ブダペスト観光の目玉である国会議事堂のガイドツアー、6,000フォリントが10,000フォリントに。
これはEU市民であれば5,000フォリントなのに、EU市民以外は倍の値段です。
完全に観光客、しかもアジアからの観光客がターゲットにされています。

食事も安くありません。
ハンガリーといえばフォアグラですが、とても手が出ません。
ウィーンで我慢する分、ブダペストで食事を楽しむつもりでしたが、少なくとも観光客の立ち寄る店の値段はウィーンと変わらない感じです。

全ては現地に到着してから

行く前から気分が暗くなりますが、現地に着いたらケチケチせずにお金を使うのが私の主義です。
二度行く機会はないでしょうから、後悔のないように楽しんできます。

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