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親の証券口座を管理する難しさ

母の野村證券の口座を管理

3年ほど前から代理人として、母が持っている野村證券の口座を管理しています。

82歳の母の野村證券の口座、息子の私が代理人登録してきた
高齢の親と証券口座 私の母は現在82歳ですが、なんとか元気で一人暮らしをしています。 父から相続したのか、もともと自分名義の口座を持っていたのかはわかりませんが、野村證券に口座を持っています。 どんな取引をしているのかは関心がなかったのです...

代理人ですので、あくまで母の意思に基づいて私が取引する形なのですが、実質的には私が判断して取引しています。
というのも、母が今後生活していく上で、この証券口座にあるお金は必要ないと言っているからです。
取引の内容については、姉にチェックをしてもらっています。

しかし、これがなかなか大変で神経を使います。
あくまで他人のお金なのでできれば減らしたくないし、現金のまま置いておくのももったいないですし。
自分のお金なら簡単に判断するような場合でも躊躇してしまいます。

代理人になってから行ったこと

そもそも野村證券の口座をネット証券に移行することを母に勧めたのですが、これは断られました。
本人が嫌だと言う以上難しいのでこれは諦めました。

取引方針

高年齢でも必要なリスクは取るべきというのが私の考えです。
したがって運用は株式や株式が主体のETFや投資信託で行っています。

行ったこと

まずネットで取引できる手続きを行いました。
野村證券における取引では担当者がいて、その方を通じて取引していたのですが、ネットで取引することにしました。
今でも営業の電話がかかってきますが、基本的にはネットのみで取引しています。

所有していた毎月分配型の投資信託は解約しました。
幸い利益は乗っていました。
資金は海外株式型のETFと国内の大型バリュー株に回しました。

野村證券を通じて購入していた外貨建ての生命保険はやむを得ずそのままにしました。(解約損がかなり出るため。その後の円安でマイナスはなくなりました。)

他人のお金の管理は難しい

外部環境が良かったこともあって、母の証券口座の残高は確実に増えています。
しかし、思い切った判断ができず、結果として現金のポジションも多くなっています。
投資信託を機械的に購入していくような形にしたいのですが、野村證券には手数料の安い投資信託のラインナップが無いのです。

いずれにせよ、他人のお金を任されるというのはなかなか大変なことだと実感しています。

 

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