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娘がロシアに留学してわかったこと。お金は意外とかからない。

娘が2015年2月から6月までロシアの大学に短期留学しました。その時感じたことです。

留学といっても色々ある

一口に留学といっても色々あります。
語学留学、正規留学、私費留学、交換留学等々。定義もあいまいです。
留学期間も夏休みなどを利用した2週間程度のものから1年くらいまであります。

娘が行ったのは、大学間交流協定を締結している大学への短期派遣留学です。
一般的には交換留学と呼ばれています。

交換留学で行くことの最大のメリットは、双方の大学で協定を結んでいるので事務手続きを日本側の大学が窓口になって行ってくれることです。
比較的一般的なオーストラリアやアメリカならともかく、ロシアとなると言葉の面でもハードルが高いですから、これを大学の方でやってもらえばだいぶ楽です。(それでも行くまでだいぶ揉めていましたが。)

費用

交換留学に応募したことは聞いていましたが、どうせ選ばれないだろうと思っていたのであまり真剣に考えていませんでした。
しかし、ロシアの片田舎の大学に留学しようなどという学生はいないらしく、あっさりと選ばれてしまいました。
選ばれてから実際に出発するまでは1年近くあったので、それなりの準備ができましたが、正直一番心配したのが費用の問題です。

しかし、結論から言うと、心配したほどはかかりませんでした。
以下にざっくりと書いておきます。

学費

交換留学の場合、留学先の大学での学費はかかりません。もちろん在籍している日本の大学には学費を払う必要があります。

もっともロシアの場合、そもそも大学の学費はかなり安いらしいです。

航空運賃

行き帰りの飛行機代です。

帰りに日程が決まっていれば往復で手配できます。
しかし、おそらくそれは無理で片道ずつの手配になります。

ただ昔と違って片道の手配でもそれほど割高にはならず、行きも帰りも8万円程度でした。

保険

保険はよくわかりませんでした。

行先がロシアの田舎町で、万が一病気になっても日本語は通じないはずだし、そもそもどの程度の病院があるのかもわからない状況で出発となりました。

留学用の保険というのもありますが、一般的な海外旅行保険に『身内に万が一のことがあった場合に一時帰国する費用の特約が付く』という違い程度のようです。

結局一般的な海外旅行保険に加入しましたが、全く使うことはありませんでした。
期間が比較的短かったこともあり、費用は4万円弱です。

生活費

現地では大学の寮に入っていました。
寮費は一日100ルーブル(200円ほど)。
かなり古い建物だったらしいですが、それにしても安いです。

食事は朝晩は自炊、昼は大学の食堂か街中の食堂。
冬のロシアということで必要な洋服は現地で購入させました。
これが一番かかったようです。
そのほか安全にはお金を惜しまないように伝えましたが、ロシアの田舎は日本より治安は良いらしいです。

クレジットカードのキャッシングで生活費を下して、ひと月に6万円程度使っていました。
ちょうどルーブルが安くなったこともあると思います。(2016年5月現在、さらにルーブル安が進んでいますが。)

結論

日本では自宅から通っていたので交通費がかかっていました。
それが無くなったので、差し引きすると、出発前に考えていたよりは遥かにかかりませんでした。
しいて言えば、帰りのお土産代が予想外でした。

アメリカや欧州の大都会の場合は結構かかると聞きますが、行先を選べばあまり費用をかけずに留学できるようです。

娘のロシア留学まとめ、行かせて良かったのか
娘のロシア留学 娘が2015年2月から6月までロシアの大学に短期留学しました。 大学も自宅から通っていましたから、ずっと守られた環境で育ってきたわけです。 それが初めての一人暮らし、それもロシアという異国の地で季節は冬。 行かせるにあたって...

 

 

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