2017年4月、東京に行った際、鍛冶橋駐車場を利用しました。その時に感じたことです。
鍛冶橋駐車場とは
そもそも正式な名称がはっきりしないのですが、『丸の内鍛冶橋駐車場』というのが公的な名称のようです。
ただし、一般的には『鍛冶橋駐車場(八重洲口南)』とか『八重洲口 鍛冶橋駐車場』と表現されていることが多いようです。
これは、『千代田区丸の内3-8-2』といかにも丸の内側にありそうな住所でありながら、実際は八重洲口側にあり紛らわしいためと考えられます。
東京駅に近い高速バスターミナルという位置づけですが、駐車場と名乗っているだけあって設備は貧弱です。
待合室、トイレ、自販機、喫煙所、コインロッカーといったバスターミナルにふさわしいものは一通り揃っていますが、どれも全く必要数に足りているとは思えません。
待合室の座席にはコンセントまで用意された椅子もあるようですが、当てにしていくとえらい目にあいそうです。
鍛冶橋駐車場への行き方
決してわかりづらい場所ではないのですが、どこから行くにしてもそこそこ歩く必要があって、特に大きな荷物を持って天気の悪い日だとそれなりに大変かと思います。
一番わかりやすいのは、やはり東京駅の八重洲南口からまっすぐに南下する行き方かと思います。
地上を歩いて来れば夜間でも迷うことはないかと思います。
ただし、近いかと言われればちょっと疑問かなと。
鉄道の駅で近い順に並べると、
- 京葉線東京駅
- 有楽町線銀座一丁目駅
- 銀座線京橋駅
- 山手線有楽町駅
- 東京駅八重洲南口
- 都営浅草線宝町駅
- 丸ノ内線銀座駅
という感じかと思います。
同じ東京駅でも丸の内側の出口からだと結構な距離になります。
有楽町駅の方がだいぶ近いです。
同じように地下鉄丸ノ内線を利用する場合、東京駅よりも銀座駅で降りたほうが歩く距離は短くて済みそうです。
一番近いのは京葉線東京駅の2番出口かと思います。
事実、2番出口の前には鍛冶橋駐車場の案内が掲示してありました。
雨の日ならここから行くのが一番雨に濡れないかもしれません。
ただし、この2番出口、エレベーターもエスカレーターもありません。
通路も狭くてつづら折りの階段を結構上ることになります。
大きなスーツケースのある方にはお勧めできません。
ピーク時の鍛冶橋駐車場
鍛冶橋駐車場のピークは関西方面の夜行バスが次々と出発する22:30~23:30頃かと思われます。
私の利用したのはそれを過ぎた24:00前、しかも4月の平日。
それでもかなりの人込みで座る場所などなく、立っている場所を確保するのも結構大変でした。
前述したような設備はなかなか利用しがたいので、トイレや買い物は最寄りの駅で済ませてきたほうが良いかと思います。
近くにコンビニはないわけではないのですが、ちょっと大通りから一本入った小路にあったりしてちょっとわかりずらいかと思います。
ちなみにこの時間になると、付近を歩いている人のほとんどはこの駐車場を利用する人のようで、治安に問題はない感じです。
バスは10分間隔で7~10台程度が次々と発着するので、200人前後の人が入れ代わり立ち代わりという状況になります。
早く到着しても、10分前にならないとバスには案内されないようです。
年齢や性別は様々で、決して若い人だけでなく、私ぐらいのおじさんや外国人の方もそれなりにいます。
その人たちがごちゃごちゃする感じは、まるで子供のころの上野駅地上ホームのような光景でした。(この感覚は東北出身の50代以上の方にしかわからないかもしれませんが)
新幹線の東京駅からは消え去った旅情のようなものがここには残っている気がしました。
鍛冶橋駐車場への行き方では、以下のサイトが参考になりました。
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