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城マニアではない私が見つけた城見物のコツ

お城を訪ねる

私は別に城マニアではありません。
なので、特別にお城を見るための旅行はしません。
行った先にお城があれば、せっかくなので訪ねるという程度です。

先月から、たまたま多くの城を訪問する機会を得ました。
宇和島城、松山城、姫路城、松本城、いずれも日本を代表する城です。
現存12天守と呼ばれる江戸時代からの天守が残っている価値の高い城です。
さらに、姫路城、松本城は国宝5城と呼ばれる国宝に指定されている古建築です。

どの城もなかなか素晴らしく、マニアでない私も十分に楽しむことができました。
現存12天守は西日本に多く、仙台に住む私にはどこもなかなか行きづらいので。

発見したお城の楽しみ方

4つの城をたて続けに訪問して見つけたお城の楽しみ方があります。
それは、

天守には登らず、様々な方向から城を眺める

という見物方法です。

天守は、どの城も中に入ると狭くて急な階段があり、それを1層づつ登っていく構造です。
中は暗く、取り立ててみるべきものはありません。
最上部まで登れば、確かに眺めは良いのですが、小さな開口部から1方向のみが見えるだけです。

これは当たり前で、天守とはあくまでも軍事施設だからです。
さらには権力の象徴としての存在であり、居心地を重視して作られてはいません。
どの城も中にはいってしまえば同じにしか見えなくて若干退屈なものでした。

やはり城は外から眺めるのが一番美しいものです。
しかもせっかくなら正面だけでなく、横や後ろに回って眺めるとまた違った見え方をします。
天守と並んで城を代表する石垣も、城の周囲を廻ってみると様々な石垣で構成されていることがよくわかります。

多くの城は天守の周りが公園になっており、天守に登らなければ無料で楽しめるのもありがたいです。
(姫路城だけは有料エリアが広大で、中に入らないと城の全貌がよくつかめませんでした)

城マニアの方々から見れば、天守に登らないのは邪道かもしれませんが、素人観光客の楽しみ方としてはこの形もありじゃないかと思います。

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