老人ホーム入居2ヶ月経過
母が老人ホームに入居して2ヶ月強が経過しました。
入院先から直接入居したこともあって、当初はだいぶ心配な状態でした。
体力が落ちて自分では全く歩くことができない、認知機能もだいぶ低下しました。
食事を摂る力も衰えて、点滴で栄養を確保するありさま。
トイレも自分では難しい感じでした。
老人ホーム入居から2ヶ月が経過し、だいぶ体力が戻ってきました。
この間、老人ホームのスタッフの皆さんのおかげもあって、少なくとも入院前のレベル以上には回復した感じです。
もちろん、持病もあり、一人での外出は難しいのですが、私が付き添っての散歩ぐらいは問題なくできるようになりました。
顔色も良くなり、食事も進んでいるようです。
トイレもスタッフの助けを借りながらもほぼ問題がなくなりました。
栄養がきちんと摂れているせいか、認知機能もだいぶ戻っているようです。
施設入所で元気になる理由
施設に入所すると、皆さん元気になる旨は事前に聞いていました。
理由は、
- 日常の家事から開放される
- 栄養士の作成した献立できちんと栄養管理された食事を取る
- 規則正しい生活
- 適度な運動
やはり年寄りの一人暮らしは、それなりに気を張ってい生活していたのだと思われます。
母の場合、不動産の管理もあり、気苦労も多かったはずです。
もともと食は細いのですが、気の向いたときに好きなものだけを食べるという生活で、栄養的にも明らかに問題がありました。
生活リズムも悪く、ときに昼夜逆転のような時もありました。
そういった生活上の問題が解消されて、何もしなくても食事が提供され、日常生活を補助して遅れるようになったのですから気も楽になったでしょう。
新たな問題
元気になったのは良かったのですが、新たな問題もあります。
時間を持て余し、やることがないと訴えるようになりました。
更にこれだけ元気になったので、自宅に戻って一人で暮らせると思い始めたようです。
しかし、元気になったのは自宅暮らしを止めたからです。
子供の目から見たら、以前の暮らしに戻ればまた病気になるのは自明です。
なかなかそれを理解させるのは難しいです。
時間が余って暇なので、思考がどうしても以前の好きなように暮らす方向に行ってしまいそうです。
なにか趣味でもあればよいのですが、旅行と美味しいものを食べるのが趣味の人ですから、なかなか難しいです。
施設内でお友達でもつくれば良いのですが、全般に母よりも調子の悪い方が多く、おしゃべりに花を咲かせるという感じでもありません。
いずれにせよ元気になったのは有り難く、様子を見ながら本人が楽しめるようにサポートしていくつもりです。
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