高齢者の不満、食事
自分の親を含め高齢者と話をする機会が多いのですが、みなさん色々と不満を抱えています。
中でも圧倒的に多いのが食事の不満です。
曰く、「食事を作るのがめんどくさい」、「作ってもらう食事が美味しくない」、「同じような味で飽きた」、「値段の割に質が悪い」、「高齢者だからと何でも味が薄い」、等々。
毎日のことだけに不満も大きくなりがちです。
高齢者の一人暮らしだと食事の準備が面倒なのは理解できます。
一人分だけ作るのは無駄も多いし、割高にもなります。
スーパーなどでそれなりに小容量のパックなどは増えていますが、それでもどうしても多すぎる事が多いようです。
最近は出来合いのおかずなども充実しているので、台所仕事が全くできなくても食べることには困らないはずです。
しかし、それはそれで味や値段に対する不満があるようです。
不満の解消策は2つしかない。
食事が最大の楽しみであり、同時に不満の種であるとして、対策は2つしかありません。
徹底的に自分でやる
一人分を作るのは無駄が多いといっても、自炊はやはり安く付きます。
好きな材料で好きな味付けにできるのは自炊の魅力です。
いまさら血圧が高いとか、糖尿気味とか関係ないので、好きなだけ濃い味にすればと私などは思います。
別に凝った料理を作る必要はありません。
冷蔵庫を覗いて、そこにあるもので作る能力と、スーパーに買物に行って旬のものを購入してメニューを想像できる能力があれば十分だと思います。
料理に時間をかけることもできるし、反対に一日2食、1食にしてしまうのもありだと思います。
出されたものを黙って食べる
自分でやらないなら、出されたものをありがたく黙って食べることです。
ある程度の年齢から食事に対する期待度を下げていったほうが良いのかもしれません。
スーパーの惣菜でも、給食サービスでも一定のレベルは保たれています。
文句を言わなければ、他にも色々なサービスを利用できます。
家に来て作ってもらうこともできるし、食事を届けてもらうようなサービスも充実しています。
出されたものを黙って食べることができるなら幸せに過ごせます。
家事はできたほうが良い
いずれにせよ特に男の人は家事が一通りできた方が幸せに過ごせるし、周りの人にも迷惑をかけないと思います。
年を取ってからでは急にできないので、若い時から奥さんに頭を下げて教えてもらうことをお勧めします。
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