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有料老人ホーム、間取りとその設備

有料老人ホームは「住まい」となるところ

母の入居する老人ホームを探していくつか見学しました。
基本的には同じような造りなのですが、細かいところではだいぶ違っています。
母にとってはこれからの「住まい」になるわけで、それによって住心地や費用もだいぶ変わります。
100%満足までは行かなくても、納得できるところを探しました。

有料老人ホームの間取りや設備について、法律上の規定はありませんが、厚生労働省が設置についてガイドラインを規定しており、概ねそれに沿って造られているようです。

老人ホームの間取り

見学した老人ホームはすべて個室です。
部屋の広さは20平米前後、決して広くはありません。
部屋に車いす対応の洗面台、トイレが設置されています。
台所とお風呂は室内にないのでワンルームのマンションよりは広く感じます。
室内で車いすが回転できるだけのスペースは十分にあり、当然バリアフリーです。

見学したホームは全て2階建て以上だったので、各階の移動はエレベータということになります。
階段はわからないような場所に設置されていて、入居者は基本的に使用禁止のようです。

居室内はフローリング、最も高級なところは床暖房付きです。
どの部屋にも大きな窓があるのですが、15センチ程度しか開かないようになっていて、非常時以外にベランダに出ることはできません。

部屋の設備

部屋の設備は老人ホームによってバラバラです。
冷暖房はエアコンです。
これはすべての老人ホームに付いていました。

介護ベッドは寝具も含めて住居費に含まれているところと介護保険でレンタルするところがあります。
簡単なクローゼットがあるところが多いですが、収納が何もないところもあります。
意外なのがカーテンで、防炎カーテンが決まりですが、自分で用意する必要があるところもあります。

ナースコールは必須のようで、居室とトイレに付いています。

カーテンとクローゼットは欲しかった

母の入居した老人ホームは、全くのスケルトンですべて自分で用意する必要がありました。
ベッドと寝具は介護保険で用意できるのですが、カーテンやクローゼットは備え付けって欲しかったです。

コンセントは2口のものが3箇所にあるので十分です。
他にテレビアンテナと電話回線のモジュラーが設置されています。
電話を引く場合は別途工事が必要ですが、引いている人はほぼいないようです。

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