キャッシングする人、しない人
長く生きていると、世の中には色々な人がいることに改めて気が付きます。
たとえば、キャッシングを利用する人としない人です。
私は利用しない人ですが、自分が思った以上に利用する人がいます。
だからこそこれだけキャッシングに関するCMや看板が溢れているわけです。
キャッシングする人は収入の少ない人と思いきや、必ずしもそうでもありません。
収入が少なくてもしない人は絶対にしないですし、高収入でも平気で利用している人は多いです。
都会の人が多く利用しているというわけでもありませんし、むしろ田舎のほうが利用者の割合は多い気がします。
農家は堅実なので利用しないのかと思えば、むしろ農家ほど借金に無頓着な人が多い気がします。
偏見ですが、春から夏にかけて借金をして、秋の収穫時に返済するというDNAが埋め込まれているのではとさえ思う時があります。
要は価値観の問題
我が家ではキャッシングやリボ払いは使わないように教育しましたが、それらが悪いことだとは決して思っていません。
要は価値観の問題だと思っています。
キャッシングを利用しても、みんなが多重債務に陥るわけではなく、大半の人はきちんと返済しています。
キャッシングを利用しない人がみんな良い人かというと、決してそんなこともありません。
ただ、今の時代、金融会社にとってキャッシングやリボ払いがとても利益の出る分野になっていることは事実です。
だからこそ、利用する人にはこれでもかというほど狙いを定めたアプローチが届きます。
やれ、「あなただけに特別に」「期間限定のキャンペーン」…、私のようなものには本当に煩わしく感じます。
そんなものに煩わされることなく生活したほうが良い、それが私が子どもたちにキャッシングやリボ払いを利用しないように教育してきた理由です。
この価値観の違いは決して克服できない
キャッシングをする、しない、この価値観の違いは家庭生活において、決して相容れないと思っています。
家庭生活おいて、ここで違いがあると決してうまくいきません。
これが理由で離婚したカップルをいくつも知っています。
キャッシングをしない人からすれば、どうして安易に借金をするのかと思ってしまいますし、キャッシングをする人から見れば、たかがちょっとお金を借りたくらいでそんなに目くじらを立てるのかわからないという感じです。
離婚の原因の第一位は性格の不一致ですが、性格の不一致というよりは、価値観の不一致による場合がほとんどだと思います。
上の娘が結婚するようですが、この辺の価値観は一致しているようなので安心しました。
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