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定年再雇用者の残業手当

2024年2月の給与

先日、2024年2月の給与を受け取ったのですが、いつもよりちょっと多い金額でした。
明細を確認すると、増えた分は残業手当でした。
残業手当をもらったのは何十年ぶりでしょうか。

残業時間は計1.4時間。
私の場合、時間単価が高いので、25%の割増でも結構な額になります。

定年再雇用者の残業

私の勤務する会社では、定年再雇用者は基本的に残業は無しということになっています。
もともと65歳再雇用義務の初期においては、会社は渋々再雇用していたわけで、再雇用者に残業手当を払うくらいなら若い社員を残業させて手当を払ったほうが良いと考えていたのでしょう。

現在は再雇用者も戦力という位置づけで、仕事の内容も代替が効かない場合も少なくありません。
私自身の仕事も、他の社員にあとを任せて帰るという事ができない場合も多くあります。
休みが増えたこともあり、明日に回すことができないということもあります。

結果として残業をせざるを得ないことがあるのですが、この場合の扱いが曖昧になっていました。
契約書においては残業代の支払いは明記されているので、会社側にこの辺りを明確にするように要望していました。
自分の為でもありますが、今後定年を迎える多くの社員が不利益を被らないようにです。

定年再雇用者にも残業を命じた場合は1分単位で残業手当を支給

2024年1月より、定年再雇用者にも残業を命じた場合は1分単位で残業手当を支給することが明確になりました。
逆に言えば、残業手当が支給される以上は所定の勤務時間内でも手を抜くことはできなくなりました。
当たり前ですが。

また、注意すべきは、残業は管理者から命じられた場合のみ行うということです。
私に残業を命じるのは、私の定年までは部下だった者。
あっちのほうがやりづらいでしょうね。

調子に乗ってバンバン残業させられたらたまらないので、今まで以上に仕事量のコントロールは必要になりそうです。

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