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配偶者が働くと世帯収入はどのくらい増えるのか?

我が家は専業主婦家庭だった

我が家は夫婦に子どもが二人、妻は結婚するまで会社員。
結婚して会社を辞めて、当時私が住んでいた東京に移り住み、そこでパートの職を得ました。
その後は専業主婦をして、下の娘が小学校入学以後に再びパートとして働き始めました。

昭和・平成の時代の典型的な家庭です。
厚生年金のモデル受給額の計算にぴったりな家庭です。
いまどきこんな家庭は少数派でしょう。

妻が働くきっかけ

子どもが小さいうちは専業主婦だった妻ですが、上の娘が中学になる前後からパートで働き始めました。
理由は、「塾代くらいは私が払うよ」ということでした。
当時の私の稼ぎでは塾代まで手が回りませんでした。

仕事は午前中だけ、一日4時間のパート勤務です。
いわゆる「扶養の枠内」です。
塾代が稼げれば良いと割り切ってのことです。

世帯年収はどのくらい増えるのか

妻が働けばその分世帯年収は増えます。
一日4時間で月に80時間、時給が900円とすると、ひと月72,000円の収入になります。
年収にして864,000円。
所得税や社会保険料はかからないので、まるまる手取りになります。
塾代は十分にまかなえそうです。

みかけの世帯年収が80万円以上増えれば万々歳に思えますが、そう簡単にいかないのがこの世界です。

外に働きに行くとなると、今までと同じ格好では具合が悪いです。
スーツの必要はなくても、ユニクロとGUオンリーというわけにはいきません。

午前だけのパートとなると、昼食前に仕事が終わります。
たまにはパート仲間でお昼でも食べましょうとなります。

仕事で疲れれば、夕食は惣菜を買ってきたり、いっそ外食でとなります。

少なくなった家事時間を補うために、食洗機やルンバなども欲しくなります。
掃除はプロに頼んだりします。

毎日頑張って働いているのと、自分のお小遣いも確保したくなります。

さらには自転車の往復では雨の日が大変なので、軽自動車でもよいから通勤用の車が欲しくなったりします

どうでしょうか。
塾代が残っていればよいのですが…。

幸いにも我が家の場合は塾代は残ったようです。
専業主婦が遊んでいるわけではないということです。
家事はタダじゃありません。
一方、お金を稼ぐこともまた楽なことではありません。

ただし、結果として世帯年収がさほど増えなくても、夫婦ともに収入がある方が良いと思います。
仕事と家事、それぞれの大変さをお互いに理解している方がうまくいくと思います。

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