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大地震の次の日くらい会社や学校は休もうよ

2022年3月16日 地震

2022年3月16日23時36分、福島・宮城を中心に大きな地震がありました。
仙台の震度は5強、震災以來の揺れの大きさを感じました。

東京でこのクラスの地震が起きれば相当な被害が予想されますが、仙台だとそこまでの被害は出ません。
我が家の被害も本棚から本が飛び出る、皿が数枚割れる程度に留まりました。

翌日の交通状況

被害がそこまでひどくないとなると、じゃあ会社や学校に行こうとなります。

翌日の朝の時点で、JRは新幹線、在来線すべて運休。
地下鉄もすべて運休。
道路は一部の高速道路のみ通行止めで、バスは正常運行するとのアナウンス。
津波注意報も朝の時点ではすべて解除。

この場合、仙台ではみんな車で出発します。
当然道路は大渋滞。
特に仙台の中心部に向かって郊外からの道路はひどい状態です。
挙げ句にお彼岸を前にして、お墓の状況を確かめに行く年寄りまで参加する有様です。

必要不可欠な仕事?

多くの会社では、このような地震の場合、発生直後から責任者が会社に急行して被害を調べ、問題ないとなると、お店を開けることを決断します。
なぜなら、必要不可欠なものを扱っているから。

小売店、金融機関、物流等々。
たしかに必要不可欠ではあるのですが、お店を開けるとなると従業員も出勤せざるを得ず、結果大渋滞となるわけです。

早朝から渋滞の中出勤して、会社を掃除して、ほとんどこないお客様を待つ体制を整えたら、エレベーターが止まっていて使えない。
エレベーター会社に電話すると、渋滞で作業員が到着できないとのこと。
結局その日は何もできずに渋滞の中を帰宅、そんなこともあり得ます。

思い切り休みにしたら

地震の翌日くらい、ほとんどの人は休みにすれば良いのではないでしょうか。
銀行が一日くらい開かなくてもなんとかなるし、スーパーも一旦休んでも良いのでは。

本当に動かなければならないのは、救急、消防、交通インフラの復旧、電気・水道・ガス・通信の復旧、病院・介護施設くらいではないですか。

今回の地震では大きな揺れが広範囲だったため、特にエレベーターの復旧に時間が掛かったようです。
深夜の地震で閉じ込めは少なかったものの、広い範囲でエレベーターが止まったため、応援体制に支障が出たのでしょう。
更に輪をかけたのが大渋滞。
回っている作業員の人からすれば、いい加減にしてくれという気持ちになるでしょう。

出勤できるから出勤するではなく、出勤できるけど休むという判断があっても良いと思います。
じゃあ私自身はというと、重要な仕事があったので車で出勤しました(笑)。
最もダメなパターンでした。

 

 

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