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義父の葬儀の際における娘婿の役割は

自分の両親と妻の両親の葬儀の違い

昨年は非常に葬儀が多かったのですが、今年はここまで一つもありません。
亡くなりそうな人はあらかた亡くなったということもありますが。

肉親で言えば、私の父と妻の父はすでに亡くなって久しいです。
私の母と妻の母は幸いにもすぐにどうにかなる状況ではありません。

私の父の葬儀では、喪主を務めたこともあり、ただただ無我夢中にやった記憶しかありません。
とにかく葬儀というのは短い時間で決めなければならないことが多すぎます。

一方、妻の父の葬儀ではだいぶ心の余裕がありました。
理由の一つは、亡くなってから葬儀までの時間がちょっとあったこと。
もう一つは、当事者とはいえ血の繋がっていない他人なので、少し離れたところから見られるとうことでしょうか。
自分の父の時に一度経験していたというのも大きいと思います。

義父の葬儀のおける娘婿の役割

義父の葬儀、親が亡くなったので当然会社からは休みがもらえます。
私は余裕があったので、葬儀までの間に数回出社したのですが、社長から「会社に来るな」と怒られました。

しかたなく葬祭会館の一室にずっといることになるのですが、意外にやることがありません。
妻や義母、義兄は、打ち合わせその他で忙しそうなのですが、私はそこまででもありません。
弔問客はひっきりなしにくるので、お茶ぐらい入れようと思うのですが、させてもらえません。
なにより来るお客さんが義父の兄弟や親戚なのでよく知らない人ばかりです。
ほとんどの人が結婚式の際に会って以来の人で、なんとなく顔はわかるが名前が出てこない程度の人です。

そこで、なんとか仕事を探してやってみました。

家族にしかできない雑用

義父が亡くなるまでお世話になった病院の会計を済ませていないことを義母が気にしていました。
お金のことでもあり、なかなか他人には頼めないので、私が支払いに行きました。
病院はあんまり直ぐに支払いに来たので驚いていました。

送迎の運転手

葬祭会館はあまり交通の便の良くないところにありました。
車で来られる方は良いのですが、弔問者は年配の方も多く、タクシーを使ってくる方も目立ちました。
大変そうなので、ひたすら運転手として送迎に励みました。
車中では色々と話しも聞けるので、ちょうどよかったです。

一歩下がったところから気づきを伝える

妻や義母、義兄は葬儀屋との打ち合わせで忙しくしている中、私は比較的余裕がありました。
ちょっと引いたところから見ると、気づくこともあります。
祭壇にそこまでお金を掛ける必要はないのではとか、火葬場まで行く人は少ないだろうからバスの手配まではいならいのではとか。
私が自分の父の葬儀で一度経験していたことも大きいと思います。

みんなが熱くなっている時に、冷静なアドバイスをすることに徹しました。

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