叔母夫婦の相続、ありえたもう一つのシナリオ
叔母が亡くなって、残された叔母の夫が相続手続きで苦労している話を書きましたが、
子供のいない夫婦の相続は大変、遺言状を書けば大丈夫とはならない
子供がいない夫婦は相続の場面になると残されたほうがいろいろと大変であると聞きます。 それを実感するようなことがありました。 叔母の死去 しばらく前に叔母が亡くなりました。 私の父の妹になります。 私の父は9人兄弟で(更に夭折した人が2人)、...
可能性としては違うシナリオもありえました。
叔母の夫のほうが先に亡くなるという場合です。
叔母夫婦はともに再婚でした。
叔母には子供がいませんが、叔母の夫には娘が二人いると聞いています。
子供が小さいときに離婚し、その後は全く会っていないので、「街ですれ違ってもわからないと思う」と言っていました。
もし叔母が残されたとしたら
もし叔母の夫のほうが先に亡くなって、叔母が残されたとしたらどうなっていたでしょうか。
相続人は叔母と二人の娘ということになります。
確かに人数は少ないですが、高齢の叔母が会ったこともない二人と相続の話をしなければなりません。
遺言状等を用意すれば話は進めやすいでしょうが、子供には兄弟姉妹と違って遺留分があります。
すべて叔母が相続するのは難しいでしょう。
なにより前妻との子供の連絡先を探すところから始める必要があります。
一番下の叔父と長兄の子供である私が手伝うことになるでしょうが、弁護士などの専門家の手助けなしでは難しいはずです。
不謹慎な話ですが、叔母のほうが先に亡くなって良かったという面も間違いなくあります。
人の死は、常に残されたほうが大変だとつくづく思います。
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