定年1年前の面談
私の勤務する会社では定年まであと一年となった社員と面談することになっています。
定年後の働き方についての本人の意思確認が目的です。
65歳までの継続雇用が義務化されて以降、ほとんどの社員が継続雇用を希望するのが当たり前だったため、当初は意思確認も明確に行われていませんでした。
ギリギリになって、「定年後も働くんだよね」「お願いします」といった感じです。
それが最近、継続雇用を希望しない社員が現れ、人事担当が慌てるということが何回かありました。
そのために事前に本人の意思を確認することが明確に規定されたのかと思います。
もちろん、あくまでもその時点での意思確認になるので、後日これを覆しても問題はありません。
面談の実施
私の今の立場は使用人兼務取締役になるので、取締役としては定年がないことになります。
一方で、使用人としてはあくまで60歳で定年を迎えるので面談の対象ということです。
この辺の使用人兼務取締役の立場についてはいまだによくわかりませんが、面談は実施するということでした。
面談は、私、社長、人事部長の3名で行われました。
当然のように60歳以降も勤務してほしいとの話から始まったのですが、
- 60歳で辞めるつもりである
- 辞めるにあたっては有給休暇を100%取得して辞めたい
というこちらの意思を伝えました。
私が普段から60歳で辞めると公言しているためか、想像していたほどは驚かれませんでした。
慰留されたのですが、これもこちらが思っているほどではなかった印象です。
時間の制約もあり、退職について最終的な結論には至りませんでした。
こちらとしても現時点でこれ以上強く意思を示すメリットはないので、また時間をとって話し合うということになりました。
今後のスケジュール
来年の7月で本当に辞めるとなるとあまり時間はありません。
引継ぎにもそれなりに時間がかかるし、そもそも誰にどの仕事を引継ぐのかという問題もあります。
私以外にも定年後再雇用されている方が私の部署におり、本来ならその後継をどうするかが先の問題です。
こちらとしてはボールは会社側にあると考えており、近いうちにもう一度面談することになりそうです。
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