定年、再雇用から半年経過
定年後、再雇用されてから半年が経過しました。
あれほど定年後は会社を辞めるんだと言っていたのに、今ではサラリーマン生活にどっぷり浸かっています。
人は簡単に環境に順応してしまうものです。
定年後の会社員生活、なんといっても気楽です。
サラリーマンが気楽なのは今に始まった話ではありませんが、定年後は更に気楽になりました。
何でも会社がやってくれるので、どんどんだめな人間になってしまいそうです。
何でも会社がやってくれる
定年で会社を辞めることを考えていた時、すぐに辞めるのが難しい場合は、雇用契約を切ってもらって業務委託契約を結ぼうと考えていました。
この場合、様々な手続きを自分で行う必要があります。
それらの大変さにたじろいだことも再雇用を選択した理由の一つだったかもしれません。
なぜ定年で会社を辞めることができなかったのか
ブログタイトルを変更 2022年7月の定年以降、看板に偽りありだったこのブログのタイトルをようやく変更しました。 『定年で会社は辞めるんだ』から『定年で会社は辞めるつもりだったけど』にちょっとだけですが。 ついでにプロフィールも最新に直しま...
雇用契約と引き換えに会社がやってくれる手続きには様々なものがあります。
- 税務手続き
所得税、住民税の徴収と納税。
多種多様な所得控除処理、さらに年末調整までやってくれます。 - 社会保険処理
厚生年金、健康保険、雇用保険の手続き全般。
しかも半分は会社が払ってくれるという素晴らしい制度です。 - 有給休暇
休んだ日の分まで給料を払ってくれます。
休まないと怒られるのは会社の方です。 - 健康診断
健康にまで会社が気を使ってくれます。
なにか問題が見つければ、再検査までしてくれます。 - 失業保険
会社を辞めても路頭に迷うことはありません。 - 傷病休暇
病気になっても、クビになったりしません。 - 産休、育休、介護休暇
何かあればすぐに休みが取れます。 - 通勤定期
定期があれば、会社出勤以外でも交通費がかかりません。
雇用契約と引き換えに失うものは
多くの先輩達が最終的に定年再雇用を選択していた理由がよくわかる気がします。
とりあえず定年再雇用を選べば何も考えずに済みますから。
では定年再雇用で失うものは、自由です。
雇用契約に縛られ、自由に仕事をすることはできません。(私はだいぶ自由に仕事をしていますが)
会社から指示された通りの仕事をすることになります。
勤務時間も決められ、勝手に休むのも無理です。
まあ、働くというのはそういうものです。
それが嫌なら辞めればよいだけです。
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