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昨年と今年の雇用契約書を比べてみた

2025年度の雇用契約書

2025年度の雇用契約を正式に結びました。
事前のやりとり通り、給与他の条件は変更なしです。

2025年度の雇用契約の打診を受ける
2025年4月からの雇用契約先日のこと、人事の担当者から呼び出しを受けました。さすがにクビはないだろうから、給与減額の話かなと思って臨むと、「4月以降も働いてもらえますよね」という確認でした。聞けば、新卒者も予定通り採用できておらず、再雇用...

なお、今年から署名があれば押印は無しとなったようです。
押印していないと正式なものかどうかの判別がつかないので、個人的には押印してほしいです。

昨年の雇用契約書と比べる

今年の雇用契約書をよく見ると、昨年のものといくつか違っています。
労働に関する法律やルールの変更によるものと思われます。

労働条件通知書

契約書の名目が、昨年までの「嘱託社員雇用契約書」から「労働条件通知書兼嘱託社員雇用契約書」に変わりました。
これは労働条件の明示が徹底されたことによる変更かと思います。

有給休暇日数の明記

付与される有給休暇日数が明確に記載されました。
理由は不明です。

賞与支給に関する項目

これまで賞与に関しては特別な記載がなかったのですが、「賞与なし」と明記されました。
もしかしたらなにか揉めたのかもしれません。

守秘義務の項目削除

これまであった守秘義務に関する項目がなくなりました。
業務に関しての守秘義務そのものが無くなったわけではないはずです。

雇用に関する相談窓口の明記

雇用に関する質問・相談の窓口が明記されました。
窓口は当然人事部です。
明記することはパートタイム・有期雇用労働法により義務付けられているようです。

契約書の作成にあたっては会社の顧問弁護士や社会保険労務士と確認しているはずなので、現行の法律やルールに則ったものでしょう。
私の勤務するような中小企業の場合、プラスアルファの条件は望めないので法律上最低限のレベルのはずです。

会社と揉めたときは雇用契約書が物を言うので、中身を読んでおくことは必要だと思います。

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