個人向け国債が人気?
個人向け国債の注目度が高まっています。
長年見向きもされていなかったのが、金融系の記事でもよく話題になっているようです。
以前から個人向け国債に注目してきた私としては嬉しい限りです。




なぜ個人向け国債の注目度が上がっているのか
個人向け国債が注目されるようになったのは、何と言っても金利でしょう。
直近、6月募集のものだと、変動10年が1.74%、固定5年が1.86%、固定3年が1.51%です。
銀行の定期預金がキャンペーン金利で1%をわずかに超えるくらいですから、この差は大きいです。
私は個人向け国債の最大の魅力は金利水準よりも、変動金利であること、高い流動性にあると考えているので、商品としては変動10年一択だと考えています。
もちろん用途によっては固定5年や3年も利用価値があると考えられるので商品のバリエーションがあるのは良いことだと思いますが。
個人向け国債の今後は
財務省は今後も個人向け国債の拡充を図る予定とのことです。
買い手を増やすことは大事でしょうから、商品としての魅力をアップしていくことは当然です。
買い手側としても拡充は歓迎できます。
決定している変更点
2027年1月発行分から一部の法人等も購入できるようになります。
個人向け国債は本来個人のみが購入できるのですが、非営利法人・非上場法人・マンションの管理組合等が購入できるようになります。
そして、このタイミングで名称が「個人向け国債」から「個人向け国債プラス」に変更になります。
名称が変わりますが、商品性は変更無しです。
この変更でマンションの管理組合が購入できるようになるのは大きいはずです。
マンションの修繕積立金は金額が大きく、取り崩す時期もおよそ決まっています。
安全性と金利のバランスからいって個人向け国債で運用するのに最適です。
特に当初は一気に購入が進んで、抽選購入ということになるかもしれません。
今後検討される変更点
金利水準
金利商品である以上、金利が最大の武器のはずです。
私としては変動10年の金利決定方法を現在の基準金利×0.66から本来の基準金利-0.8%に戻してほしいと思います。
変動10年の6月募集の場合、金利が1.74%ですから基準金利は1.74%÷0.66=2.64%となります。
2.64%-0.8%=1.84%ならこちらの方が金利が高くなります。
もう基準金利が2.36%以下になることはないと思うので、早々に変更を希望します。

新商品の導入
超長期債(20年・30年)、物価連動債といった商品の導入が検討されるようです。
私は魅力に感じませんが、それなりに人気を集めるでしょう。
中途換金規制の緩和・税制優遇
その他、中途換金規制の緩和や税制優遇も検討されるようです。
税制優遇もメリットは富裕層だけになるでしょうからあまり必要はないと思います。
国債投資の安全性
最近は財政破綻の話があまり聞かれなくなりました。
財政緩和を主張する人達は二言目には「日本国債は国内で消費されているから、財政破綻しない」といいますが、すでに超長期債は結構な額を外国人投資家が買っています。
国内の保険会社も超長期債の保有を減らしており、長期金利は常に沸騰する危険性をはらんでいると思います。
その意味でも変動10年の商品性は高く評価できると思っています。
固定金利5年や3年が人気のようですが、私は変動10年一本で行くつもりです。
コメント