「子供の世話にはならない」って
私の周りで「子供の世話にはならない」って宣言する人は多いです。
その心意気は大いに結構です。
実際のところ、「子供の世話にはならない」は、『経済的に』ということを言っている場合が多いように感じますし、『経済的に』のみであれば可能だと思います。
しかし、子供の世話にならないだけのお金を準備してるからといって、そのお金を死ぬまで本当に自分だけで管理できるのでしょうか。
そこまで準備がなされていなければ、たとえ『経済的に』のみであっても「子供の世話にはならない」ことを実現はできないと思います。
ちなみに私の母親は、遠慮なく子供の世話になります、という考えのようです。
頼られるこちらとしては大変ですが。
「子供の世話にはならない」ために
子供の世話にならないと言うのであれば、お金以外もしっかりと準備しておいてください。
- 死ぬまでのお金の管理
- 金融機関手続全般
- 病院への送迎
- 癌告知を一人で受ける勇気
- 入院時の保証人
- 介護保険の手続き
- 介護保険認定時の立会
- 買い物全般
- ゴミ出し
- 粗大ごみ搬出
- 悪徳商法に引っかかったときのクーリングオフ
- 免許証返納の判断
- 死んだあとの財産整理 等々
子供には頼らないけど奥さんには頼るという人も少なくないですが、奥さんのほうが先に亡くなることが普通にあることに気づいたほうが良いです。
身寄りがなければ上記の問題について行政が手助けしてくれますが、子供がいればまず子供に頼るように言われます。
さあ、どうしますか?
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