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老人ホームに入所する母が新型コロナに感染してしまった

母が新型コロナに感染

老人ホームに入居している母が新型コロナに感染してしまいました。
ほぼ老人ホーム内のみで生活している母が感染したということは、誰かから伝染ったという事です。
ただし、感染の経路は不明です。

もちろん職員の方は常に最新の注意を払っていますし、面会者等への注意喚起も徹底しています。
ただ、基本的に外出や面会が自由な老人ホームですから、感染症が発生するのはやむを得ません。
幸いにも重症化せず、クラスターにもならず、完治したようです。
ただし、感染やその後の経過により体力を落としてしまったことは間違いないので、しばらくは注意深く見守る必要がありそうです。

感染の連絡とその後の経緯

最初の連絡は、昨晩から熱が出て食欲がなく、夕食と朝食を食べなかったというものでした。
医師の診察を受けて様子を見るとのことでした。

翌日の連絡では、熱が一時38.2度まで上がり、現在は37度台で落ち着いている。
食事はできている。
バイタルもほぼ正常に推移している旨、担当の看護師さんから電話が来ました。
インフルエンザとコロナの検査をするということで、その後すぐにコロナの感染が確認できた旨の電話が再度ありました。

電話の感じからもそこまで深刻でないと感じたので、あとは施設にお任せしました。
3日目くらいからは熱も下がり、食事も居室内で普通にできていたようです。
ただ、熱がある中一人でトイレに行こうとして転倒したことがあったようです。
なかなか人に助けを求めることがスムーズにできないようで、こういったときには困ります。
家族としては、元気なのであれば面会したかったのですが、基本10日間の療養期間を設けるということで、その間は面会はできないということでした。

これは施設で勝手に決めているわけではなく、宮城県で高齢者施設向けの新型コロナ感染症対策情報に基づいた処置のようです。

陽性者が軽症の場合は,施設内での療養をお願いしています。
陽性の入所者が高齢者施設内で療養する場合の対応について(PDF:329KB)
なお,利用者の陽性者(有症状者)については,10日間の療養,健康観察を行ってください。
陽性者の健康観察結果を保健所に提供をお願いします。

市中ではコロナ対策はだいぶゆるくなってきていますが、高齢者施設の場合、現時点においてもかなり厳しい措置が取られているようです。

その後、ようやく10日間の措置も解除になり、無事に面会ができて顔を見ることができました。
まずはひと安心です。
本人は私や姉がそこまで心配していたとは思っていなかったらしく、ケロッとしていました。

この施設で良かったと感じた点と課題

良かった点

母がコロナに感染して以降、施設の皆さんにはだいぶお世話になりました。
対応には家族として満足しています。

何より安心できたのが24時間看護師が常駐している点です。
老人ホームを探していた時、紹介センターの方には24時間看護士が常駐しているところが絶対にお勧めだと言われたのですが、決めるにあたってはそこまで重視しませんでした。
しかし、実際に医療行為が必要な状況になってみると、夜間も看護師が常駐していると安心感が違うことを実感しました。

課題

面会ができなかったので、携帯電話で母に連絡しようとしたのですが電話に出ません。
どうやら携帯電話をうまく使うことができなくなってきているようです。

携帯電話を使えないことを想定して、AmazonのEcho Show 10を部屋に置いていたのですが、たまたま接続が切れてしまっていました。
きちんとメンテナンスしておく必要がありそうです。

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