離れて暮らす子供の住民票はどうすればよいのか、実家のまま、それとも移すの?

離れて暮らす娘の住民票は?

2017年の4月から下の娘が東京の大学に進学、大学のそばのマンションで一人暮らしを始めました。

私は当然のように住民登録を異動させたのですが、娘の友達はみんな異動していないというのです。

引越をしたら住民登録を異動するのが当たり前と思っていたのですが、学生の場合は以下の条件に当てはまれば異動しなくても特に問題がないようです。

  1. 新住所に住むのが一年以内とはっきりしている場合
  2. 生活の拠点が異動しない場合

この条件は法律に明確に指定されたものではなく、判例や通達によるもののようで特に2の条件は解釈によってどうにでも取れるような気がします。

学生は、多くの場合実家からの仕送りで生活していることから、生活の拠点は実家のままということもできるかもしれませんし、一方で住宅の借りて当地で各種の行政サービスを受ける以上、生活の拠点が異動しているという判断も成り立ちそうです。

結局、異動しても、しなくてもよいという結論になりそうですが、それぞれメリットとデメリットはありそうです。

住民登録を異動するデメリット

免許試験

娘は夏休みの間、仙台の自動車学校に通って無事に卒業しました。

ただ住民登録が東京都にあるため、宮城では免許試験を受けることができず、東京に戻ってから受験することになりました。

日本脳炎のワクチン接種

かなり特殊な話なのですが、通常は日本脳炎の予防接種は3歳から4歳ころに行われます。

ところが一時期、予防接種の副作用が叫ばれて接種が控えられた時期があります。

下の娘はまさにその世代にあたり、予防接種を受けていません。

日本脳炎予防接種につきましては、ワクチンを接種した後に重症ADEM(急性散在性脳脊髄炎)を発症した事例があったことから、厚生労働省からの通知により、平成17年度から平成21年度まで、接種の積極的な勧奨を差し控えていました。その後新しいワクチンが開発され、現在は日本脳炎の予防接種を通常通り受けられるようになっています。

接種を受けていない子供を対象に今接種が行われているのですが、これが住民登録のある市町村の小児科で行われています。

接種にあたっては、保護者の同伴あるいは同意書の提出も必要なようで、本来なら実家に帰った時に子供のころから通いなれた小児科で受けるのがよさそうなのですが、問い合わせたところ住民登録のある市町村でとのことでした。

あまりよくわからない街で小児科を探して接種を受けるのはだいぶハードルが高いようで、この件で一番恨み言を言われています。

平成17年度から平成21年度までの接種の積極的な接種勧奨の中止によって接種の機会を逃したお子さんの接種時期が緩和されました。平成7年4月2日~平成19年4月1日生まれのお子さんで20歳未満の方は定期予防接種が受けられます。

行政手続き

多くの行政手続き書類は住民登録のある場所に郵便で届きます。

最重要なものは20歳になると届くであろう国民年金の書類です。

娘の住むマンションの郵便受けを見ると、毎日大量のチラシが投かんされているようで、その場にゴミ箱が用意されているほどです。

この中からきちんと取捨選択して必要な書類を取っておくことができるのか、不安なところです。

住民登録を異動するメリット

選挙権の行使

下の娘は18歳から選挙権を行使できている世代でもあり、私も選挙権がいかに大事な権利であるかを伝えてきたので選挙には毎回行っているはずです。

少なくとも東京という何かと注目される選挙区で、その権利を行使することに支障がないことは重要です。

むしろ、『学生は住民登録を異動しなくてもよい』という風潮が、若者に選挙権を行使させたくない勢力の陰謀なのではないかとまで勘ぐってしまいます。

公的証明

当たり前ですが、住んでいる場所に住民登録があることは、自分がそこに住んでいることを一番簡単に証明してくれることになります。

異動してもしなくても

成人式

今どきの子供たちは公的な成人式に出席するらしいですが(成人式のタイミングで中学校や高校の同窓会が開催されるらしいです。私の世代では考えられないですが)、多くの市町村では住民登録の有無を成人式出席の条件にしていません。

Q4:実家が仙台市内にあるのですが,市外に住民登録をしている場合,仙台市の成人式に出席できますか

A4:仙台市の成人式に出席いただけます。ただし,案内状は10月末時点で仙台市に住民登録している方にお送りしていますので,詳細は市政だより12月号または仙台市ホームページでご確認ください。

極端な話、どこで何回出席しようが構わないようです。

結論

住民登録を異動すれば、世帯主として何でも自分でやる。

異動しなければ、これまで通り親の加護の下で生きる。

早く一人前になってください。

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