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住信SBIネット銀行、6ヶ月0.8%相当、1年0.85%相当の定期預金を提供

住信SBIネット銀行、特別金利の定期預金

住信SBIネット銀行が特別金利の定期預金の提供を開始しています。
金利競争から少し距離をおいていた住信SBIネット銀行ですが、さすがにこのままではまずいとなったのかもしれません。

ひとつは金利0.85%相当の期間1年の定期預金です。
募集期間は2025年5月23日から8月3日まで。
預入金額等の条件はありません、1000円からで大丈夫かと思います。

もう一つは、金利0.8%相当、期間6ヶ月の定期預金です。
こちらの募集期間は、2025年5月23日から6月30日です。
金額の縛りはこちらもなしです。

どちらも金利のは他行並みで、特別なレベルではありません。
他行の定期預金の金利水準と個人向け国債の金利水準を見比べて判断すればよいかと思われます。
私は当面はSBI新生銀行の期間3ヶ月、0.8%の商品を中心に回していくつもりです。
最低預入が30万円からであることを除けばこちらのほうが有利だと思います。

SBI新生銀行、2025年4月時点の定期預金の期間別金利一覧
SBI新生銀行、定期預金の金利改定私のメイン銀行であるSBI新生銀行ですが、定期預金の金利をまた改定しています。期間1年0.8%の募集期間が終了すると同時に期間3ヶ月の定期預金金利を0.8%に改定しました。期間1年は0.6%に下がりました。...

金利が○○%相当になっている理由

ところでこれらの定期預金ですが、金利がそれぞれ0.85%相当、0.8%相当と表示されています。
それは金利の支払われ方が、通常の金利+特別金利相当の現金という形だからです。
通常の金利分は満期時に支払われますが、特別金利相当分は預入のタイミングにかかわらず6ヶ月物は2026年1月中旬に、1年物は2026年8月末頃に支払われるとなっています。

どうしてこんな面倒なことをするのでしょうか。
特別金利相当分には税金がかからないというのであれば双方にメリットがありますが、租税特別措置法第41条の9により通常の利息と同様に源泉所得税の対象となるようですし、事実商品説明のなかでも20%の税金がかかると説明されています。

となると、銀行側のメリットは金利相当分が僅かに後ろにずれることによる資金繰りぐらいしか考えられません。
通常の金利分は支払利息で、特別金利分は販促費で計上することによる会計上のメリットがなにかあるのでしょうか。

ただあんまり複雑なことをするのは良い印象を与えません。
直球勝負で、金利○%と打ち出したほうが良いと思うのですが…。
住信SBIネット銀行も先が見えてきた気がします、

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