支給される退職金のおおよその額と控除額が確定したので、全額を一時金として受け取った場合の税金の額を計算してみます。
ずばり、退職金を計算した
退職金を計算 定年まで1ヶ月を切ったので、退職金がいくらになるか計算しました。 私の会社は4年ほど前に退職金制度を100%確定給付年金から50%確定拠出年金・50%退職一時金に変更しました。 したがって、もらえる退職金は確定拠出年金と一時金...
定年退職、退職所得控除額が確定
恵まれている退職所得 普段サラリーマンである我々に重税を課している日本の税務当局ですが、なぜか退職所得だけは優遇されています。 多額の所得控除を認めた上に、残った金額を1/2にしてくれるというのだから太っ腹です。 しかも分離課税、社会保険料...
退職所得の計算
退職金に課される税金の額を計算するためには、まず退職所得額がいくらになるか計算します。
退職所得は以下の計算式で計算されます。
もらう金額から控除額を引いて、なぜか1/2するというものです。
(収入金額(源泉徴収される前の金額) - 退職所得控除額) × 1 / 2 = 退職所得の金額
これを私の場合にあてはめます。
(17,780,000ー14,300,000)×1/2=1,740,000
これが私の退職所得額になります。
この金額に対して所得税と住民税がかかることになります。
退職金の所得税を計算
速算表から所得税と復興特別所得税の額を計算します。
所得税 1,740,000×5%=87,000
復興特別所得税 87,000×2.1%=1,827
合計 87,000+1,827=88,827
所得税は88,827円となります。
退職金の住民税を計算
住民税は退職所得の10%です。
1,740,000×10%=174,000
住民税は174,000円となります
所得税と住民税を合計
退職金には所得税と住民税のみが課せられます。
社会保険料などには影響がありません。
所得税と住民税を合計します。
88,827+174,000=262,827円
これが私の退職金にかかる税金ということになります。
18,000,000円近くもらってこの税金で済むのですから退職金は優遇されています。
私が受け取った以降は、もっと税金を取るように制度を改正していったほうが良いと思います(笑)。
今後、一部を年金受取した場合について検討していきます。
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