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60歳からのiDeCo、運用商品はどうするのか?

iDeCoの運用商品

iDeCoでは申込時に拠出金額と運用商品とその運用割合を決めておく必要があります。
もちろん運用商品とその割合は後で変更することもできるのですが、事前に決定しておくに越したことはありません。

運用商品は加入金融機関で用意された中から選択することになります。
良好な運用実績、低コストの追求、商品の多様性といった観点から30種程度が選定されており、その中から選びます。

用意されている商品の多くは低コストのインデックスファンドですが、ネット証券でも一般的な投資信託の他にテーマファンドやバランスファンドが混ざっていることもあるので注意が必要です。

確定拠出年金のラインナップにバランスファンドは必要か?
バランスファンドとは バランスファンドとは、国内外の株式、債券、リート(不動産)等に分散投資する投資信託のことです。 株式、債券、その他資産の割合、投資する市場などはそのファンドにより違いますが、それらのリバランスを自動でやってくれるのが特...

60歳からのiDeCoの運用商品は

60歳から始めるiDeCoの場合、最大の問題は拠出できる期間の短さです。
運用期間を長く取れるのであれば大抵の場合は運用益はプラス側に収束していくことが期待できますが、5年程度となると運用益がマイナスに沈んだままということもあり得ます。

iDeCo加入の目的が所得控除であることを考慮すれば、無理にリスクを取らずに定期預金で運用するという考え方も成り立ちます。
しかしこの場合、定期預金の金利では絶対に手数料分の運用益は出ないので、運用損益自体は必ずマイナスになってしまいます。
これではちょっと面白くありません。

60歳からのiDeCoで損はないのか、拡充するNISAと比べてどうか
60歳からのiDeCoは儲かるのか 遅ればせながらiDeCoを始めることにしたのですが、はたしてどれだけのメリットが有るのでしょうか。 来年からはNISAも拡充されます。 わざわざ手間をかける価値があるか検討してみます。 NISAと比べて6...

運用商品は積立NISAと同じに

運用商品については積立NISAで運用しているのと同じ先進国株式ファンドにとりあえず決定しました。
これまでの経験から、毎月の積立であれば、相場が低迷してもそれほど大きなマイナスにはならないと想像できるからです。

また、iDeCoだからといって特別違った商品にする必要も感じません。
年間30万円弱の投資です。
始めてみて問題があるようであれば再度検討します。

コメント

  1. つがみ より:

    リクエストにお応えいただきありがとうございます。私も同じ考えなので安心しました。現在の58歳で60歳で定年するとなると2年間しかありません。(ちなみに企業型DCとの併用で来月から開始です)
    私も株式投信100%にしています。2年間で46万円の投資です。所得控除もあるし多少マイナスでもOKかなとゆる~く考えています。

    • 加藤ふぁー より:

      コメントありがとうございます。
      周りを見ていると、投資を怖がっている人は大きなリターンを期待すぎているように思います。
      何十倍にもなるか、無一文になるかみたいなマインド。
      実際に始めれば、そんなイチかバチかのものではないことに気がつくと思うのですが…