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確定拠出年金、指定運用方法とは

iDeCoにおける指定運用方法

1月半ばに申し込んだ私のiDeCoですが、音沙汰なしです。

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口座開設が完了しないとどうすることもできないので、仕方なくいつもはろくに読まないパンフレットをしっかりと読んでみました。
中に聞き慣れない用語が出てきます。

マネックス証券のiDeCo(個人型確定拠出年金)の「指定運用方法」の適用につきましてご案内申し上げます。
初回の掛金拠出から一定期間が経過してもご自身で配分指定をされていない方は「マネックス資産設計ファンド<育成型>」での運用となります。

指定運用方法とは

指定運用方法とは、掛金に対する運用指図(配分指定)がないまま一定期間経過すると自動的に購入される商品です。「デフォルト商品」とも呼ばれています。
個人型確定拠出年金(iDeCo)に新たに加入した際に運用指図が行われていないと、入金された資産(掛金等)はいったん未指図資産(現金相当の資産)として管理されます。

初回掛金が入金されてから、運用指図がないまま特定期間が経過すると、加入者に通知が届き、「特定期間経過のお知らせ」が加入者宛に通知され、猶予期間に運用指図がないと、自動的に「指定運用方法」の商品が購入されます。また、運用指図を行わない限り、iDeCoの掛金は指定運用方法(デフォルト商品)で運用されます。

指定運用方法は、「長期的な観点から、物価その他の経済事情の変動により生ずる損失に備え、収益の確保を図るためのものとして厚生労働省令で定める基準に適合するものでなければならない」とされています。なぜなら、iDeCo(イデコ)は老後資金の形成が目的である制度だからです。人によっては運用期間が30年以上になる方もいます。そこで、定期預金では物価上昇に対応できない可能性があり、インフレに負けない資産作りのため、投資信託の商品を指定運用方法とする金融機関が増えています。

要するにiDeCoを申し込んだ状態で運用商品を決めないと、各運用機関が決めている商品での運用が始まるということのようです。
iDeCoだけではなく、企業型確定拠出年金(DC)の場合も同様で、2018年の確定拠出年金法の改正により規定されました。

ただし、実際問題として、苦労してiDeCoの手続きを取ったのに、運用商品を決めないで放置するということはあり得るでしょうか。
企業型確定拠出年金においても、運用商品の選定はしつこいくらいに言われるので、指定運用方法で運用されることになることはあまりないと考えられます。

各社の指定運用方法

せっかくなので、iDeCoの場合、どんな商品が指定運用方法として設定されているのか、何社か調べてみました。

証券会社運用商品名ファンドの種類元本確保
マネックス証券マネックス資産設計ファンド<育成型>バランスファンド
SBI証券SBIグローバル・バランス・ファンドバランスファンド
楽天証券楽天・インデックス・バランス(DC年金)バランスファンド
野村證券マイターゲットターゲットデートファンド

債権中心のバランスファンドやターゲットデートファンドが設定されていて、必ずしも元本確保が保証されているわけではないことがわかります。
企業型確定拠出年金の場合は元本確保が保証されている定期預金が多いと思いますが、iDeCoの場合は違うようです。

私はバランスファンドやターゲットデートファンドは選択すべきではないと考えているので、その意味でも自分でしっかりと運用商品を決めるべきだと思います。

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